産業ガス業界辞典

Dictionary

産業ガス業界辞典

沸点

【Boiling Point】

読み:ふってん

液体の飽和蒸気圧が外圧と等しくなる温度のこと。物質の沸点は一定の外圧では、物質固有の値となる。
1気圧の各物質の沸点は、酸素マイナス183℃、窒素マイナス196℃、アルゴンマイナス186℃、ヘリウムマイナス269℃、空気マイナス194℃、炭酸ガスマイナス78.5℃、メタンマイナス162℃である。因みに外圧が高くなると沸点は上がる。
深冷空気分離装置では、この特性を利用して、酸素と窒素の2成分を分離する2段精留を行っている。

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