【特集】鳩山政権で「消える補正予算」「残る補正予算」

水素エネルギープロジェクトはどうか？
残りそうな太陽電池、植物工場プロジェクト

今年6月、第2次補正でスクール・ニューディール政策の一環で近畿経産局主催で地方自治体や教育関係屋を集めて説明会が開かれた。
その目玉の一つは太陽電池の導入であったわけだが、選挙までに何やら無理やり消化させようという異様さも感じられた。
政権交代とあいなった今後のガス関連の投資や政策がどう変わるかを展望してみた。

【市場動向】蘇生した医療用酸素FRP複合容器

09年1－7月期、前年同期比52％の大幅増、買い替え需要に不況色なし

医療用酸素のFRP複合容器が今年2月以降、急激に売れている。前年同月比で見ると09年1月がマイナスだったものの、2月以降は軒並みプラスに転じている。6、7月は2倍以上の売れ行きで1－7月累計では52％の伸びとなった。

【地域市場再発見・新潟】首都圏より2～3ヶ月遅れ、1月以降、急激な需要不振に

リーマン・ブラザーズの破綻から1年が経過、新潟県業界はこの半年間に亘って大幅な需要不振に喘いでいる。現実に業界各社が落ち込んだのは、関東周辺などより約2～3ヶ月遅れた09年1～2月になってからだった。新潟市のガス充填所では「今回の需要不振はかつて経験したことのない大きなものだ」と語る。

【流通動向】JIMGA、容器管理RFタグ採用本格化

大陽日酸、岩谷産業、高圧ガス工業、それぞれ1000本に取り付け

本誌既報の通り、JIMGA主導でRFタグによる容器管理システム導入の取り組みがスタートしているが、今年7月から大陽日酸、岩谷産業、高圧ガス工業の3社が埼玉地区で実際の流通容器にRFタグを付けた運用試験が始まっている。