産業ガス業界辞典

真空断熱方式の低温液化ガス貯槽のこと。 液バルク供給事業の客先タンクをはじめ、充填所での液製品（液体酸素、液体窒素、液体アルゴン、液化炭酸ガス）の貯蔵用に使われている。

鉄鋼石を還元する際に発生するコークス炉ガスをはじめ、高炉、転炉から副生するガスのこと。 水素、一酸化炭素を含んでおり、圧縮水素や液化炭酸ガスの原料ともなる。こうした産業ガス原料となるのは、全体のごく一部で、殆どが製鉄所内で、化学品の原料や...続きを読む

患者の呼吸に併せて酸素供給を最適化するための医療機器。 特に在宅酸素療法での携帯用酸素ボンベを効率的に使用するための補助的な装置。

液体ヘリウム、液体窒素などの低温液体ガスを供給するために使われるステンレス製の魔法瓶。

ガス供給のパイプやチューブに微細なごみが付着しないように、内面平滑度を微小にする技術のこと。 メッキの逆原理で、電解液の入った電解槽に被研磨物を浸し、電気を流す。 被研磨物の表面の金属がイオン化して溶出することで、平滑な研磨面が得られる...続きを読む

半導体製造プロセスで使用されるガスの総称。 広義では窒素、酸素、アルゴン、水素、炭酸ガスなどのバルクガスと半導体の材料となるガス（製造装置ごとに設置されたシリンダーキャビネットから供給される特殊材料ガス）の２種類がある。 特殊材料ガスは...続きを読む

日本薬局局方酸素が充填されたシリンダーに付与された文書で、酸素の組成、性状、効能、用法、用量、使用上の注意、取扱の注意などが明記されている。 添付文書の付与は法律で規定されており、シリンダーの大小を問わず、付けなければならない。 従来は...続きを読む

製品単位当たりの製造に必要な電力の値のこと。 例えば、酸素1m3製造する際の電力（kW）として表示される。

真空の度合いを示す単位。 1torr=1mmHg/0.76Pa

半導体製造プロセスで使用されるガスの総称。 広義では窒素、酸素、アルゴン、水素、炭酸ガスなどのバルクガスと半導体の材料となるガス（製造装置ごとに設置されたシリンダーキャビネットから供給される特殊材料ガス）の2種類がある。 特殊材料ガスは...続きを読む

1984年設立の標準ガス、純ガス、希ガス、レーザガス及び半導体材料ガスのメーカー団体。 98年設立の日本産業ガス協会に統合された。

半導体製造プロセスで使用されるガスの総称。 広義では窒素、酸素、アルゴン、水素、炭酸ガスなどのバルクガスと半導体の材料となるガス（製造装置ごとに設置されたシリンダーキャビネットから供給される特殊材料ガス）の2種類がある。 特殊材料ガスは...続きを読む

人が吸引すると中毒症状を起こす性質を持ったガスのこと。 一般高圧ガス保安規則では、」アルシン、アンモニア、一酸化炭素、塩素、酸化エチレン、三フッ化窒素、ジシラン、ジボラン、フッ素、細減、ホスフィン、モノシランなどが対象となっている。

液体ヘリウムを輸入液化コンテナーから可搬式低温容器やデュワーなどにいそうする際に使われるステンレス製の真空断熱配管。 低温工学研究のクライオスタット付帯設備でもある。

鳥インフルエンザの防疫措置に液化炭酸ガスが使用されている。 農林水産省では家禽が鳥インフルエンザの患畜もしくは疑似患畜と判定された場合、所有者は24時間以内に農場内のすべての家禽を屠殺するよう定めている。動物福祉の観点から、麻酔効果があり...続きを読む

トン容器とも呼ばれる。 内容積180ℓの大型高圧ガス容器。アンモニア、亜酸化窒素、NF3などの輸送、貯蔵に使われている。

トン容器とも呼ばれる。 内容積180ℓの大型高圧ガス容器。アンモニア、亜酸化窒素、NF3などの輸送、貯蔵に使われている。

針状のニードル軸がガス流路を開閉町営することで流量を制御ずるバルブのこと。

2007年10月に日本医療ガス協会（1970年設立）と日本産業ガス協会（99年設立）が合併して誕生した日本の医療ガス、産業ガスの事業者団体。

水素ステーション整備拡大を目指し、自動車メーカーやインフラ事業者、金融機関などが参画する合同会社で2018年に設立される。 自動車メーカーからの支援や金融機関などからの出資金を基に水素ステーション事業者に建設面と運営面で支援する。 活動...続きを読む